VPNは最初はどこで使われていたのか?

VPNは、以前は電話回線で提供されていたサービスで、全国に拠点を持つ大企業の内線電話などに提供されていました。
この当時は、専用回線を各拠点の間に引いて中継しており、直接通信をしていました。
近年に入りますと、データ通信の拠点間接続サービスのことを指すようになり、企業内LANを、通信事業者の持っている基幹通信回線を通じて相互に接続するサービスのことを称するようになりました。
通信事業者の基幹通信回線を利用することで、コストがかからなくても拠点間の接続ができるようになっています。

VPNが広く使われ始めるきっかけ

通信事業者の基幹通信回線を利用してネットワークを構成すると、コストを安価に押さえられるという長所があるなどの事情もあって、この方法が企業内ネットワークの拠点間接続などの目的で使われることが増えました。
通信事業者の各基幹通信回線では、多数の企業のデータが混在して流れることになり、自然とデータの流出の危険性が推測されますが、データの通信時には、認証システムや暗号化などの方法によって厳重に保護・管理されるようになっています。
混信や漏洩、盗聴などの危険性は非常に低くなるように設定されています。

VPNの種類

通信事業者の基幹通信回線を利用するVPNサービス(IP−VPN)はとても普及したのですが、このほかに最近では、基幹通信回線にインターネットを利用している「インターネットVPN」が登場しました。
これには、従来のVPNサービス(IP−VPN)よりもさらにコストがかからなくなるというメリットがあります。
デメリットは、インターネットの性質のため、通信事業者の基幹通信回線を利用しているときよりもデータ通信時の安全性確保や、通信品質の維持が難しくなることがあげられます。

01 VPN導入時に知っておきたい事柄TOP
当サイトのトップページです。
02 VPNとは何なのか
VPNというものがどこから登場し、どのように広まり、今あるような形で使われるようになったのかを説明しています。
03 VPNが求められた背景は
VPNが発展するきっかけとなったのは、先に使われていた専用回線にあったデメリットを解消する方法が望まれて、でした。その間の事情を紹介しています。
04 IP−VPNとは
IP−VPNは通信事業者から提供されるサービスです。どのような内容のサービスなのか、そのメリットやデメリットを確認しましょう。
05 IP−VPNの登場まで
IP−VPNは特に深い歴史を持っていますから、その過程を整理してみるとわかってくることがたくさんあります。
06 IP−VPNの登場後
IP−VPNが導入されると、データ通信の世界は大きく変わりました。そのおかげで何がもたらされたのか、整理してみる必要があります。
07 IP−VPNとセキュリティ
IP−VPNを利用するにあたって、セキュリティの確保を抜きにしては語れません。どのような方法でそれを守っているのか、注目です。
08 インターネットVPN
インターネットVPNを利用する人も少なくはありません。どのようなVPNなのかをここでまとめています。
09 VPNの実現方法
VPNの技術はどのようにして確立されているのでしょうか? その内容をまとめました。
10 VPNのまとめ
VPNが他の通信システムと比べてどう違うのか、どうしてよく利用されているのかを、これまでの説明を振り返りながら考えてみましょう。